疑問・・・「獅子の街」シンガポール2
なぜ獅子の街?これには、いくつかの説がある。
まずはお祈り説。
12世紀、この島を攻略したスマトラの王家の王が、王家繁栄を願って「獅子」の力を借りようと名づけたというものだ。
第二の説は、スマトラ島の古代帝国の王子が、「獅子」と遭遇したことから「獅子の街」と呼ぶようになったというもの。
ただし、この話はいかにも伝奇的で、王子が遭遇した「獅子」は頭が黒く、体が赤く、胸が白いというから、獅子というより妖怪に近い。
第三の説は、11世紀初頭、この島を襲った東インドの王が命名したというもの。
その王がどういう理由で「獅子の街」と名付けたのかは判然としないが、「シンガポール」がもともとサンスクリット語であることなどから、最近はこの説が有力視されている。
というように、由来には諸説あっても、この島が千年近くも前から、この名で呼ばれていたのは確かである。