々
同じ字を続けて書くときに使う「々」。
どんなにエライ国語の専門家に聞いても、この字は読めないはずです。
というのも、この字には読みがないからだ。
実はこの「々」は、同一文字を繰り返す符号で、漢字ではない。
だから、ほとんどの辞曲ハには載っていない。
図書館でいろいろ当たって、やっと「大字源」というぶ厚い辞典に載っているのを見つけた。
それによると、中国伝来の「=」、あるいは「ー」が変容した字形で、古くから漢字・かなのいずれにも用いられてきたが、現在では漢字一字の繰り返しに用いられ、一般に多字の繰り返しの「く」などと同じく、踊り字と称し、畳字、送り字、重ね字などともいう、とあった。
ところで、重さ10キロはあろうかという(そんなに重かないか)「大字源」に「麟」という、見たこともないおそろしい字が載っていたことを付け加えておきたい。